フリーランスでソフトウェアエンジニア・ゲームクリエイター・シナリオライターをやっております『ユウイチ』と申します。
40代でフリーランスとして独立したのですが、フリーランスになってわかったことや思うところ、感じたことなどをつらつらと「フリーランス日記」として書いていこうと思います。
今回はフリーランスになった理由について書いてみようかと思います。
フリーランスになった理由
「フリーランス日記」はこの記事が初の記事になるのですが、まずはなぜフリーランスになろうと思ったかについて書いてみようと思います。
大きな理由はブログのタイトル通りなのですが『自由に働きたかったから』で、将来的には『お金にも時間にも縛られない生活』を目指したかったからです。
サラリーマン時代から漠然と「自由になりたい」と思ってましたが、サラリーマンだと、給料はそれほど良くないけれども雇用が保証されているので、極端に言えば会社で仕事をしてなくても給料がもらえるわけです。
その代償として会社に縛られますので自由に働くことはできないわけですが、みんなそうなのだから…と納得しておりました。
そして、サラリーマンとして経験を積んでいき、不満のない人などいないことがわかり

みたいな考えに、知らず知らずのうちになっていました。
特に、僕のように大した学歴もなく特別なスキルや経験のない人間はそうするしかないと思っていました。
なので当然のように、世間一般のルールに従い、年齢が上がるにつれ管理職よりの仕事になっていき、手を動かすことが少なくなっていきました。
給料も少しずつですが上がっていたので、

と半ば思考停止になっていたのですが、お客様との調整や、予算・進捗などの管理、企画を通すための根回しなどやりたくもない仕事がメインになってくると、
本当にこれでいいのか?
と考えるようになりました。
そして、自分の将来を本気で考えたとき、あまりにもリアルに未来が想像できてしまいました。
うだつの上がらないおっさんのままサラリーマン生活を終え、少ない退職金をもらって引退する。
そんな未来です…絶望しました…
これに絶望した僕は、
そんなんでいいわけない!
と思い、本気でどうなりたいかを考えました。そして、考えに考え、
自分の好きなことをして、かつ、お金や時間に縛られない生活がしたい!
という安易な答えにいきつきました笑
ただ、答えは安易でしたが、本気でそう思いましたので、実現方法を考えました。まず、自分の好きなことはモノづくりです。設計して、開発して、まだまだ手を動かして、いろんなモノを作りたい。
40歳を超えても開発をやらせてくれる会社はあるので転職も考えたのですが、これまでの経験とスキルで転職しても給料はしれています。そして、時間にも縛られます。
なので、サラリーマンという選択肢はなくなり、フリーランスになることを本気で考えだしました。
フリーランスの友人や、フリーランス専門のエージェントさんの話を聞きまくったのですが、驚いたことに、僕のスキルであれば、十分に年収1000万円超えを狙えるとのことでした。サラリーマン時代が600万円でしたので、一気に400万円上がることになります。
このときに「サラリーマンという雇用の安定を捨てれば、自分の力で1000万円は稼げるんだ」と知り、自分の進む道はこちらだと思いました。そして、会社に雇用されてないので縛りもありません。案件をもらっても、それ以外に自分で稼ぐ力を身につければ収入源を増やしていけます。
もちろんリスクもあります。サラリーマンと違ってダメなら切られ、収入は0になります。でも、そうなっても、それが『自分の力で稼ぐ』ということです。
そんなことを考えるとわくわくしてきました。40歳を超えているのに笑
会社の後ろ盾をなくし、わくわくしながら自分の力で挑戦し、収入はサラリーマン時代に比べ格段に上がる。
そして、フリーランスはサラリーマンと違って節税ができ、このあたりを勉強してうまくやれば、やりようによっては手元に残るお金はサラリーマン時代の倍以上になる。
この事実を知って
『よし、こっからは人生守りでなくて勝負しよう!』
と決意し、フリーランスになりました。
以上がフリーランスになった理由ですが、結局、独立して初めて契約できた案件は年収900万円強の案件でした。
もちろん、この収入だけでは自由になることはできないので、もっと稼ぐ必要があります。ただ、確実に一歩目を踏み出せた実感はあります。サラリーマン時代に失ってしまってた前向きさが蘇ってきました笑
僕はソフトウェア開発に限らず何かを作り出すことが好きなので、ゲームを作ったり、シナリオを書いたりもしているのですが、フリーランスになりましたので、これらの活動にも本気で取り組み、こっちでも稼げるようになるつもりです。
ここからさらに稼げるようになるかどうかは自分次第ですが、数年後振り返ったときに
「あのとき、独立する決断をして本当によかった」
と思えるよう、全力で頑張っていきたいと思います。